佃は、無添加ひと筋
私たち、佃食品の商品は食品添加物を一切使用しておりません。
つまり保存料、化学調味料、着色料を使用しない商品をお客様へお届けいたしております。
「良い食品づくり」の考え方である磯部理念に基づく食品づくりを真面目に、取り組んでいます。
食品衛生法において、食品添加物は決して使用を禁止されているものではありません。
しかし、当社では、お客様に素材本来の美味しさを味わっていただくために、添加物を使用しない
食品づくりを行っております。
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1. 化学調味料を使用しない理由
素材がもつ旨みを生かすためです。
ひと釜ひと釜、職人が技を生かしながら炊くという技術によって、じっくりと手間と時間をかけて味を浸透させていきます。染み込ませていくのは、丸大豆醤油や純米みりんなど、吟味した調味料だけを使用します。 -
2. 保存料を使用しない理由
素材がもつ旨みを生かすためです。
ひと釜ひと釜、職人が技を生かしながら炊くという技術によって、じっくりと手間と時間をかけて味を浸透させていきます。染み込ませていくのは、丸大豆醤油や純米みりんなど、吟味した調味料だけを使用します。 -
3. 着色料を使用しない理由
自然そのものがもつ天然の色を大切にするためです。
ごまかしの無い美味しさを追求するために、
佃は"無添加ひと筋"です。
職人気質と近代的設備の調和
いつでも安定した価格で消費者の皆さまに佃の佃煮をお届けするためには、材料の供給が必要です。当社では、石川県の食材をはじめとして、ひろく第一級の素材を求めています。こうして確保した鮮度のよい一級品の素材は、人の目と手で選別を重ね、丹念に丹念に佃煮に仕上げていきます。味に直結するものに関しては、かたくなに味職人の経験と知識が守られています。その一方で、衛生面、安全性、商品検査などハードな部分は近代的な設備を取り入れ合理化をはかっています。この職人気質と近代性のコンビネーションが、佃の佃煮の基本理念なのです。また、ここで作られた商品は、鮮度第一をモットーにして毎日、全国の販売店へ運ばれていきます。
味の決め手 - 調味料
佃は使用する調味料にも吟味したものを使用しています。添加物を一切使用しない商品づくりを行ううえで、当然調味料にも添加物を一切使用しないものしか使いません。
本醸造丸大豆醤油
佃では丸大豆醤油を使用しております。
純米本みりん
もち米に、純米焼酎、米麹で仕込み、熟成させたみりん。
味醂は佃煮づくりにとって、味を整え、そして照りを出す大切な調味料です。
またみりんには素材の味を外へ逃がさない効果もあります。
純米酢
米のみで作られたお酢を純米酢といいます。
おだやかな酸味でコクのある旨みとやわらかな香りが特徴。 酢には、素材の持ち味を引き立てる「風味の良さ」があげられます。
水あめ
佃では昔ながらのつくり方で自然な甘味をもつ麦芽飴と、お米と大麦を原料とする米飴(じろ飴)とを使い分けて使用しています。その両方ともが添加物を使用していない水飴だけを使用します。
その他、使用する調味料は「ビートグラニュ糖」「糸寒天」「メープルシロップ」「ウスターソース」など、磯部理念に基づく食品づくりをしているものを中心に食品添加物を使用しないものだけを使用しています。
味の決め手 - 製法
職人の味技
ただし勘や経験だけで商品の製造を仕上げているわけではありません。デジタル糖度計等の機器を使用し、炊き上がった商品が安定して美味しいといっていただける様に努力しています。
佃で使用する釜は回転式の小さなサイズの釜を使用しています。焦げ付きを防止する為に蒸気釜で丹念に炊き上げる。私たちはお客様へ品質に見合った妥当な価格で商品を提供する為に生産効率を高める努力も当然しています。しかし、それよりも何よりも大切にしている事は品質であり、美味しさであると考えています。
炭火焼の継承
使用するのは新しい調味料
佃では商品を製造する際に毎回釜を洗浄し、その後に新しい調味料を配合し、製造していきます。こう書くと当たり前の事の様ですが、佃煮製造現場の多くは佃煮の製造を行う際に炊き上がった原料をすくい上げ、その後に新しい原料を入れて調味料を継ぎ足して佃煮作りをおこないます。
ですが、佃では調味料の継ぎ足しではなく毎回毎回フレッシュな調味料で製造します。
だから、あと味の良い佃の佃煮が出来上がるのです。
品質管理と衛生強化
美味しいのは当たり前のことでありますが、お客様が安心して商品をお召し上がり頂けるためには品質管理と衛生強化も当然大切な事です。金属探知機はもちろん、X線の異物除去機、また真空冷却機、クリーンルームの設置と、佃煮詰めロボットの導入など、HACCPの対応の衛生レベルで製造しています。